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そよちゃんのひとりごと

すまいるスペースそよ風の手紙の新保・末吉・そよちゃん・かぜちゃんが発信します

スタッフが外部研修に出ています。

投稿日:2023/09/22 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
当事業所の職員が、この(木曜日・金曜日)二日間で外部研修に出ています。
研修名は「強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)」です。

この外部研修は、とても意味があるものだと、私は思っています。
ですので、現在の常勤スタッフには、必ず受けていただくようにしています。

世の中には、「強度行動障害」の生きづらさを持たれている方がいます。
その方々が、どのように感じ、なぜその行動をされているのか。この研修を通して、その理解や支援に関して学ぶのです。

「強度行動障害」という言葉を見ただけで、自分には関係ないと思われる方もいます。逆に私は、すべての人に関係していると思うのです。

「強度行動障害」を知ることにより、それ以外のことも学ぶことができると私は思います。そこに至らないまでも、たくさんの生きづらさを持たれている方に対する、理解や配慮の必要性を感じ、学ぶことができるのです。

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私も、かなり前ですが、この研修を受けました。
支援者としての視点で学んだこの研修は、たいへん有意義だったことを思い出します。
もちろん、それ以外にも過去に数えきれないほどの研修を受けてきました。それは親として学ぶものが多かったため、そこに支援者サイドでも視点を加えることによって、より深いものになっています。


今日研修のスタッフには、しっかりと学び、大切なものを習得してもらいたい。
そう、思っています。


アメリカから届いた、うれしい知らせ

投稿日:2023/09/15 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
先日、とてもうれしい知らせが、児童発達支援管理責任者の末吉に届きました。

アメリカに住む、お嬢さんのサンディさんから、末吉に届いたメッセージには、
「BCBAにパスした!」と書かれていたのです。

これを知り、末吉も私も飛び跳ねて喜びました。

BCBAとは、国際資格の認定行動分析士のことで、
Board Certified Behavior Analystの略語です。

サンディさんが取得したBCBAは、大学院修士号を取得した者のレベルの認定です。
1500時間のスーパービジョンつき実地研究と実習経験。
うち75時間をBCBAにより直接指導を受け、完了していることも条件に入るようです。
とにかく、そんなに簡単に取得できる資格ではありません。

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実際にこれまでも、サンディーさんには来日するたびに、通所している児童の療育アドバイスをいただいていました。実際に、長年にわたりアメリカでプロフェッショナルな仕事をしているので、私たちの着眼点とはまた違った切り口のものをもらっています。

さて、難しいことは抜きにして、
頑張ったサンディさんに、「おめでとう!」と、心から言いたいです。
サンディさんは、「弟のえっくんがいてくれたから、この資格を取れた。」と言っているそうです。
弟の存在が、彼女をそこまでさせてくれたのは、まさに「愛」だと、私は思っています。

末吉はこのことを、えっくんにも報告すると思います
今日、久しぶりに息子さんのえっくんに会いに行くそうです。


「避難訓練」。みんな、かんばったね♡

投稿日:2023/09/08 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
9月1日と9月5日、当事業所で「避難訓練」を行いました。
当事業所は、未就学児の「児童発達支援」と、就学児の「放課後等デイサービス」の多機能型の事業所です。
ですので、時間帯が違うため、2回に分けて避難訓練を行っています。


まずは、未就学児の「児童発達支援」。

このところ、大きな地震は起きていませんが、想定は「大地震」。
室内には大きな広いスペースがあるので、棚などが万一転倒ししても大丈夫な場所で、一次退避をします。(もちろん、転倒防止対策は、ばっちりなので倒れないと思いますが、念のため。)
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揺れが収まったと仮定して、避難開始。目指すは、事業所近くにある広い駐車場です。
スタッフの人数と、児童の人数がほぼ同じなので、担当を決めての避難が可能なところが当事業所の強みでもあります。

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しっかり避難できた後、事業所に戻ります。
ちょっとした坂ですが、小さな足でしっかりと歩いてくれました。
2歳から6歳までの子どもたち。抱っこもせず頑張っていました。
みんな、すごいよ!

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続いては、「放課後等デイサービス」の避難訓練です。

同じように、全員が参加できました。
こちらも、スタッフの人数と、児童の人数がほぼ同じ。
みな、しっかりとしたお兄さんぶりで、頑張ってくれました!

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避難訓練は、実際に何かが起きたときの、皆さんの素の姿が出ます。
それだけに、この経験を通して、それらを把握しておく大切さも感じるのです。
災害が実際に起きたときは、訓練のようにはきっといかないでしょう。それは重々承知です。
ただ、もし訓練をしなかったら、児童もスタッフも、より危険な状況を招く可能性が高くなると思います。
だからこそ、命を守る意味において、避難訓練の大切さを感じるのです。

最後にひとこと。「みんな、かんばったね💖」

「子ども」の詩。その通りかもしれません・・・。

投稿日:2023/09/01 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
ある方から、この詩を紹介されました。

これを読んだとき、
思わず「その通り!」と、うなずいてしまいました。


皆さまにも、紹介しますね。




子ども



批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる

寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることをおぼえる



      出典:「あなた自身の社会 スウェーデの中学教科書」から抜粋



子どもは、心がクリアな状態で、たくさんのものを吸収します。

それは、「良いもの」も「悪いもの」もです。



だからこそ、周りの大人の行動は、何よりも大切だと思っています。

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子どもは正直です!

投稿日:2023/08/25 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
子どもたちと話していると、すごくおもしろいです。

時にその純真さに、驚かされたりします。


先日、放課後デイの送迎車の中で、
こんなことをスタッフに話す児童がいました。


「〇〇さん!」

「なあに、Hくん。」

「〇〇さんは、なんで、メガネをしてマスクをしているの?

「なんで?」

「それって、すごく怪しい、不審者に見えるよ!」


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子どもは、とても正直です。

子どもの言葉から、気づかされることってありますよね。


ゲッツ!

投稿日:2023/08/16 |  カテゴリー:けいこ先生のひとりごと
久々にけいこ先生登場です。

みんな連休、楽しめたかな?
元気にしてたかな?

明日からまたみんなに会えるのが
楽しみです。

そして、

ブログをよーく見たら、
しんぼ先生にまかせっきりになっておりました。

先日、セラピー(個別指導)中
Hくんとの会話がはずみ、
ものすごくうれしくなってしまいました。
それで、誰よりもはしゃいでしまった私は、
Hくんにむけて、ゲッツと両手の人差し指を向けたら、
Hくんが私を見るたびに、
ゲッツをしてくれました。
目があうたびに「ゲッツ!」「ゲッツ!」
「ゲェ~ッツ!」

なんだか楽しい日になりました。

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それと、

この前は、Wちゃんが朝、「おはよー、また会いに来たよ」って
言いながら、すまいるスペースに入ってきてくれました。
こどもたちにとって好きな場所であることがうれしいです。

通われてる児童のために、
みんなが大スキな場所であるよう、
これからもスタッフ全員で、
楽しくがんばっていこう!と思った連休でした。



放デイの「夏まつり」

投稿日:2023/08/10 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
前回のブログで、季節にあったイベントプログラム、「夏まつり」を取りあげました。

スタッフ手作りの、おみこし。本当に素晴らしいです。


「児童発達支援」の未就学児童のみなさん、とても楽しまれていましたね♪


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さて、「放課後等デイサービス」小学生以上の皆さんは、どうだったのでしょう?


わっしょい、わっしょい!の手拍子の中。

あれれっ?


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一人で、おみこしを担ぐKくん

「一人みこし」でしょうか?


こんな感じで、放課後等デイサービスの年齢になると、皆お兄さん・お姉さんになり、興味のない方も出てきます。

これも、一つの成長ですね。


そこで、助け舟を出してくれたのが、心の優しい一番年上のHくん

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KくんとH君のおみこしは、スタッフの手拍子の中、室内を3周してくれました!

2人ともありがとう!

これで、今年の「夏まつり」は、終わりです。


明日から、すまスぺも短い夏休みに入ります。

休み明けに、またお会いしましょう。

ご家族での夏休み時間を、お過ごしくださいね♬

笑顔いっぱい、小さな天使たちの「夏まつり」

投稿日:2023/08/04 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
すまいるスペースでは、季節にあったイベントを、プログラムに取り入れています。

今は夏。
夏といえば、「夏まつり」

また、未就学児の児童の方は、「夏まつり」を経験したことがほとんどありません。
パンデミックの影響もあり、ここ数年は「夏まつり」そのものが中止になっていたからです。

そんなわけで、少しでも夏まつりの雰囲気を味わってもらいたい。
ということで、このプログラムをおこなっています。

手作りのおみこし。
これは、スタッフが作ってくれました
可愛らしい、子ども用の手作りおみこしです。
「愛」がいーっぱい、つまっています
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スタッフのはんてんには、名前が入っています。
いわゆる、本物の祭りで使うものを持参されてていて、雰囲気は完全に夏祭り!
このスタッフさん、実際に祭りで神輿を担いでいたりします。(ホンモノです!)

子どもたちは、みんな楽しそう!
わっしょい、わっしょい!
おみこしを担いでいます。

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最後に、拍子木で、締めの手拍子。
「ヨ〜オ」、カカカン、カカカン、カカカン、カン♪(拍子木の音)
それにあわせて、児童の皆さんも手拍子をできている方もおられました。(すご-い!)

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拍子木は、7年くらい前に、本物を購入しました。
当時のリトミックの先生が、「本物を児童の皆さんに」との思いからです。
(※100均とかではありません(笑))
その拍子木が、今こうして、夏まつりで日の目を見ています。


児童の皆さんが、夏のイベントを楽しんでくれて、嬉しいなぁ♬

心から、そう思うのです。


誰を待っているの?

投稿日:2023/07/28 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
毎日暑い日が続きますねぇ。。。

金曜日の放課後等デイサービス。
中学生の、か〇〇〇くん。
窓のすき間から、誰かを待っています。


「誰を待っているの?」
と聞いてみると、

「か〇〇く~ん!」

同学年の、か〇〇くんの名前を呼んでいます。

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そして、か〇〇くんが到着!

「待ってました!」という感じで、お迎えです。

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何でここまで、お待ちかねだったのか?

その理由がわかりました・・・それは・・・













  こたえは、こちら

   ↓  ↓  ↓ 

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放課後デイの児童は、

夏休みの「お出かけ」を、とーーーっても楽しみにしているのです。



彼を待っていたのは、この理由だったのですね~(笑)。



広域から「地域密着支援」への道のり

投稿日:2023/07/21 |  カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
児童発達支援管理責任者の末吉と、仕事終わりの「ふり返り」の時間
いつも、色々な話題で盛り上がります。

つい先日は、こんな話題でした。

「そういえば、放課後で通われているKくん
先日、中学生になったけれど、景子先生は、1歳の時から見ているんだよね。」

そう、末吉は、12年前からKくんのことを知っているのです。

すまいるスペースは、開所が9年を過ぎたばかりですが、
末吉は、その前に町田市の事業所で、セラピストをしていました。
その時に、通っわれていたのが、まだ幼児だったKくんなのです。
当時は、まだヨチヨチ歩きで、セラピー室の階段を上がるのも介助が必要だったそうです。そして、「発語も一切無かった」と聞いています。
それは、3歳で当事業所に通い始めたころも、ほとんど変わりませんでした。

そして、今のKくん。
発語はもちろん、会話もできています。
行動面も、たくさんのスキルを身に着けておられます。
今のスタッフは、過去のK君を知りませんので、
この話をしても、にわかに信じられないかもしれません。
でも、それが事実なのです。

今でも、Kくんとお母さんは、1時間以上かけて町田から車で通われています。
私たちとしては、本当に頭が下がる思いなのです。

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さて、「すまいるスペース」を立ち上げた9年前。
実は当時の方が今より、この事業所は有名だったかもしれません。

当時、私はTV放送やラジオ出演、本を執筆したり、雑誌に出たり、新聞のコラムを書いたり、講演会もたくさんありました。
末吉の方も、本は数年前に出ており、講演依頼もありました。
何気なく美容院で手に取った「週刊女性」を開くと、自分の写真と記事が出てきて、さすがにギョッとしたことがありました。
そんな2人でしたので、事業所立ち上げ当時は、全国から問い合わせがありました。
初年度から、児童の定員はすぐに埋まる状態。
お断りした方もたくさんおり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

また、これは初めて言いますが、
私には、殺害予告?のようなものさえ来たのです。
それは、九州からのものでしたので、その翌週にあった長崎での講演会は、少々気味が悪かったのを覚えています。
さすがにその件があってから、2人とも、突然SNSから姿を消すことにしたのです。相当数フォローワーがいましたが、一切やめました。

事業所のSNSアカウントが無いのは、そういう理由なのです。

なぜならば、我々の目的「有名になることではない」からです。

そんな時代から、10年近く経ちます。
今のスタッフはもちろん、保護者の皆さんは、全く知らない過去のできごとです。

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さて、話を戻します。
Kくんは、当事業所が発足した時から通われています。
同時に、末吉がうちに来たことで、様々な地域からの児童で定員が埋まりました。

内訳は、町田から7名、立川から1名、東京23区から1名、横浜から2名、横須賀から1名、川崎市内他区から8名、そして幸区から3名。
つまり、全23名の通所児童のうち3名だけが、地元地域だったのです。
地元の児童たちは、わずか13%。1割程度です。

広域から来ていただけることは嬉しかったのですが、
いずれ、「地域の方だけにしたい」うという考えを持っていました。
それは、地域密着の支援こそ、福祉事業の本来の姿であると考えたいたからです。

そして今年度。
全25名の児童の内訳は、町田から1名、横浜から1名、川崎市内他区から2名。
残りの、21名が幸区(地元)から通われています。
84%が、地元の児童となりました。

「地域密着支援への移行」に成功しました!


年数はかかったけれど、これで良かったです。

あの頃は懐かしくもあるりますが、やっぱり今がいい!

私たちは、本当に心からそう思っています。
ブログ発信(そよちゃん・かぜちゃん・新保浩・末吉景子)

soyocyan

ブログリーダーのそよちゃんから一言
「はじめまして、すまいるスペースそよ風の手紙のそよちゃんです。
ボクがリーダーとなって、日々の出来事で感じたことをブログで発信しますね。管理者の新保や児童発達支援管理責任者の末吉、そしてかぜちゃんも書き込むみたいですョ~。どうぞよろしくお願いいたします。」

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