そよちゃんのひとりごと
すまいるスペースそよ風の手紙の新保・末吉・そよちゃん・かぜちゃんが発信します
投稿日:2022/06/17 |
カテゴリー:しんぼ先生のひとりごと
私がAさんの姿を初めて見たのは、
1999年11月にNHKで流された、「笑顔で 街に暮らす」という放送でした。
私の息子がまだ5歳のころなので、今から23年前になります。

Aさんは重い自閉症を持っています。
おそらく、日本で初めて重い自閉症を持つ方として、一般の公務員試験を合格された方でもあります。
放送の中の、街で生きるAさんの姿に、驚かされ、感動しました。
当時、先行きが見えない、ある意味「闇の中」にいた私自身の心の中に、ひとすじの光が射しこんだのを覚えています。
Aさんのお母さまは、この福祉の世界ではとても有名な方で、私のメンターの一人でもある方です。
本当に、2000年代初頭から現在まで、大変お世話になった方で、今の私があるのはこの方の影響が大きいのです。
今でも時々、ご連絡させていただいています。

******************************
さて、時は流れ、あれから23年。
法人を立ち上げ、発達に課題のある児童支援の職に就き、10年目です。
そして偶然にも、Aさんは私の事業所のある公園内で、公務員として仕事をされています。
放課後の児童の送迎で車に乗り込む時間帯。
だいたいその時間に、Aさんが公園の坂から仕事帰りで歩いて降りてきます。
私は、挨拶します。
「Aさん、さようなら。」
すると、
「お先に失礼いたします。」
と返してくれるのです。
なんて爽やかで、元気が出るのでしょう。
その瞬間、あの23年前の私の人生に大きな影響を与えてくれた、あの放送を思い出します。

******************************
きっと、バトンはしっかりと渡されています。
次は、そよ風の手紙に通われた児童や保護者さまに、
我々が、バトンを渡してゆく番だと思うのです。
1999年11月にNHKで流された、「笑顔で 街に暮らす」という放送でした。
私の息子がまだ5歳のころなので、今から23年前になります。

Aさんは重い自閉症を持っています。
おそらく、日本で初めて重い自閉症を持つ方として、一般の公務員試験を合格された方でもあります。
放送の中の、街で生きるAさんの姿に、驚かされ、感動しました。
当時、先行きが見えない、ある意味「闇の中」にいた私自身の心の中に、ひとすじの光が射しこんだのを覚えています。
Aさんのお母さまは、この福祉の世界ではとても有名な方で、私のメンターの一人でもある方です。
本当に、2000年代初頭から現在まで、大変お世話になった方で、今の私があるのはこの方の影響が大きいのです。
今でも時々、ご連絡させていただいています。

******************************
さて、時は流れ、あれから23年。
法人を立ち上げ、発達に課題のある児童支援の職に就き、10年目です。
そして偶然にも、Aさんは私の事業所のある公園内で、公務員として仕事をされています。
放課後の児童の送迎で車に乗り込む時間帯。
だいたいその時間に、Aさんが公園の坂から仕事帰りで歩いて降りてきます。
私は、挨拶します。
「Aさん、さようなら。」
すると、
「お先に失礼いたします。」
と返してくれるのです。
なんて爽やかで、元気が出るのでしょう。
その瞬間、あの23年前の私の人生に大きな影響を与えてくれた、あの放送を思い出します。

******************************
きっと、バトンはしっかりと渡されています。
次は、そよ風の手紙に通われた児童や保護者さまに、
我々が、バトンを渡してゆく番だと思うのです。
- ブログ発信(そよちゃん・かぜちゃん・新保浩・末吉景子)
ブログリーダーのそよちゃんから一言
「はじめまして、すまいるスペースそよ風の手紙のそよちゃんです。
ボクがリーダーとなって、日々の出来事で感じたことをブログで発信しますね。管理者の新保や児童発達支援管理責任者の末吉、そしてかぜちゃんも書き込むみたいですョ~。どうぞよろしくお願いいたします。」
- リンク
- 検索フォーム
- QRコード